洋上風力発電の環境影響評価の高度化プロジェクトに参画

― バイオロギング×生物多様性ビッグデータで脱炭素とネイチャーポジティブを両立 ―

当社は、株式会社シンク・ネイチャー、Koudou Labとともに、東京大学大気海洋研究所 佐藤克文教授をアドバイザーとして迎え、洋上風力発電をはじめとする再生可能エネルギー開発の環境影響評価を高度化する共同プロジェクトを開始しました。

本プロジェクトでは、当社が培ってきたバイオロギング技術による野生生物の行動・移動データと、シンク・ネイチャーが有する生物多様性ビッグデータを統合し、個体レベルの生息エリア情報を高解像度で可視化するマクロ生態学的分析を実施します。

これにより、洋上風力発電施設と野生生物の生息適地・行動エリアの重なり、バードストライク等の衝突リスク、累積的な開発影響を含む広域的なインパクト評価が可能となります。

プロジェクトの意義

GXの推進、生物多様性国家戦略、ネイチャーポジティブ経済移行戦略の実装が求められる中、本プロジェクトは以下の価値を提供します。

・環境影響評価制度の科学的高度化・透明性向上

・再生可能エネルギー導入における生物多様性配慮指針の具体化

・TNFD・ESG評価に資する科学的エビデンスの提供

・地域合意形成に資する客観的・定量的データの提供

当社の役割

当社は10年以上にわたり、GPS首輪や小型ロガー、各種センサ等の開発・製造に加え、クラウドを通じたデータ管理、地図表示、アラート、レポーティングを支援してまいりました。本プロジェクトでは、この知見を活かし、野生生物の行動・移動データの取得から解析・可視化までを担当します。

取得したデータを「使える知見(インテリジェンス)」へと変換し、脱炭素社会の実現とネイチャーポジティブの両立に貢献してまいります。

今後の展開

初期フェーズでは、既存のバイオロギングデータを活用し、風力発電施設との空間的重なりや移動経路上のリスクを整理・可視化します。中長期的には、洋上風力発電を対象としたパイロット事例を通じて知見を蓄積し、制度設計・ガイドライン整備・持続可能な投資判断への反映を見据えた社会実装を進めてまいります。

詳細は下記プレスリリースをご覧ください。

プレスリリース(PR TIMES)

以上